ToraToraWiki

時点の ToraToraWikiManual/ja/Administration のソース

&title サイトの管理

*サイトの設定
サイトの基本的な設定を行うには,
管理権限を持つユーザーでログインして,
''サイトメニュー'', ''管理ツール'', ''サイト設定'' を選択して下さい.

**(optional)サイトの高度な設定
サイトの高度な設定はindex.phpの中に定数の定義を追記してくことで行うことができます.
定数の定義は以下の形式で行います.
 define('定数名', '定数の値');
例えばデフォルトのページ種別を設定する定数''DEFAULT_PAGE_TYPE''を''text''にするには
 define('DEFAULT_PAGE_TYPE', 'text');
という行をindex.phpに追加します.

またApache HTTP Serverを使用していれば定数名の先頭に''TORATORAWIKI_''をつけて
 SetEnv TORATORAWIKI_DEFAULT_PAGE_TYPE "text"
といった記述をhttpd.confや.htaccessに記述することで同様に設定できます.

設定できる定数は以下のページを参照して下さい.

-[[設定項目:./Settings]]

*ユーザー
ToraToraWikiではユーザーごとに権限が設定できます.
ユーザーの設定をするには''サイトメニュー'', ''管理ツール'', ''ユーザーの管理'' を選択して下さい.
権限には以下のものがあります.上から順に権限が強くなり,下の権限は上の権限を含みます.

|権限            |説明                                                                                                                                |h
|利用不可        |すべての機能が使用できません.                                                                                                      |
|閲覧のみ        |ページの閲覧のみが可能                                                                                                              |
|テキスト挿入のみ|[[&&comment:../Wiki/Function/comment]]や[[&&bbs:../Wiki/Function/bbs]]で用意されたフォームからコメント等の挿入が可能(注意,下記参照)|
|編集可能        |ページの編集が可能                                                                                                                  |
|ロック可能      |ページをロックすることが可能                                                                                                        |
|エクスポート可能|[[エクスポート機能:../Export]]が有効のとき,エクスポートが可能                                                                      |
|管理者          |サイトの設定を含むあらゆることが可能                                                                                                |

テキスト挿入のみの権限は見かけ上は[[&&comment:../Wiki/Function/comment]]や[[&&bbs:../Wiki/Function/bbs]]
を通してのみ編集可能な権限ですが,実際は任意の位置に任意の文字を挿入することができる権限です.
例えば悪意あるユーザーが特殊な方法を使用して,ページの先頭に'&/&*'を,ページの末尾に'&*&/'を挿入することで
ページの内容をすべてコメントにすることもできます.
テキスト挿入のみの権限は実質的には編集可能と同様の権限で,用意されたフォーム以外ではページの編集が
行い辛くなるという気休めの権限であることに注意して下さい.

**(optional)ユーザーの高度な設定
index.phpに下記のようにPHPの配列として権限を記述することでページごとに権限を設定できます.
 $AUTH_PERMISSIONS['foo'] = array(
     'some page' => 'write',
     'some page/*' => 'lock',
     '*' => 'read',
     );
この例ではユーザーfooはsome pageというページは編集可能,some page以下の孫を含む子ページについてはロック可能,
それ以外のページでは閲覧のみの権限に設定されています.

権限は順に,keepout, read, insert, write, lock, export, admin が設定できます.
ページ名にはfnmatchのワイルドカードが使用できます.

ドキュメント

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